2013年12月12日木曜日

2013べーかりん特集・上

今年も冬コミが迫り、カタログも販売され、休暇がある人も無い人もあれこれと忙しい時期になってまいりました。

冬コミ参加者は「大掃除はコミケの前にやっておかないと戦利品チェックが大変になる」という理由で毎年こまめやっているなんて話もよく聞きますが、綺麗なのはやっぱり気持ちが良いもんです。

冬コミの前にやっておくことはあるかなと考えてみたところ、そういえば今年はべーかりん特集をやっていませんでした。今回のサークル参加は、あの如論さんとの合体スペース。折角なので振り返ってみましょう!

第1巻『焼けてますよ ゆうかさん』第2巻『もーっと!! 焼けてますよ ゆうかさん』第3巻『地底でも!! 焼けてますよ ゆうかさん』の3つは去年の特集で取り上げましたので、興味がある方はそちらを見てみてください。

各巻の概要だけ知りたい方はシリーズページに飛んだ方が便利かも。


さて、第4巻『たぁんと! 焼けてますよ ゆうかさん』(以下『た焼け』)は昨年の夏コミ(C82)で出しました。

新品の家電の輝き方を見るとテンションが上がります。

河童脅威のメカニズムによりマスタースパーク型オーブンがパワーアップしたこの巻。そもそも幽香がマスタースパークでパンを焼くようになったのは「そっちの方が美味しく作れる気がする」というやんわりした思い付きからでした。

以前からの釜でのマスパ注入の図。中身はちゃんとそれ用でした。

べーかりんな幽香はやんわりとした思い付きのせいで色々なことが起こるので、本人としては複雑な所でしょう。

にとりについては以前の特集でも触れましたが、べーかりんシリーズの中での彼女は想像していた以上に輝いてくれています。「楽しいから作る」を徹底している姿は、幽香に負けず劣らず力強いのでしょうね。

本巻のゲストキャラクターはみんなの慧音先生。里での声望が高いんだか低いんだか謎な所はあるものの、彼女のいい加減大らかな性格のおかげで幽香も人里で動き易くなっています。

べーかりんシリーズは仕事(?)でエンジョイしてる人物が多いですが、この方は特にそうです。

ちなみにこの巻、如論さんにいただいたゲスト原稿が大変に秀逸だったことも触れておきます。


第4巻の勢いのまま第5巻『まふゆでも!! 焼けてますよ ゆうかさん』(以下『まふゆ』)も取り上げていきましょう。

実はアリスが人形を爆破してパンを焼く予定があったとかなかったとか。

『た焼け』で知り合った子供とどう接したら良いものやら……わりと昔ながらの妖怪である幽香には葛藤があったようで、傍からみると面倒臭いことに。

それでもアリスと魔理沙のおかげできっかけが掴めたようで、これ以降はわりとすっきりした気持ちで過ごせているようです。

マーガトロイド姉御からの厳しいご意見。でも人形ではちゃんともてなしちゃうビクンビクンッ。

メインゲストはアリスですが、魔理沙もいればレティもいて、いつも通り咲夜も酒を飲んでいます。アリスは人里に出入りしている妖怪としては代表的な例ですし、幽香とも気が合って好き勝手に騒いでくれました。

レティさんも謎の多い妖怪ですが、きっと毎年楽しく冬を過ごしていることでしょう。

ベーカリー風見が最も賑やかだったのがこの『まふゆ』です。この巻が出たC83から一年。今年の冬ぐらい、幽香は静かに過ごせるのでしょうか?


とりあえず今回の特集はここまで。未読の方に対してはネタバレをし過ぎないように気を付けつつ、読んだ方に楽しんでもらえるようにしなければならんので、なかなか難しいですね。

できるだけ近い内に続きを記事にしたいと思います。

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